Matlab画像処理入門 その2 ~Matlabの使い方~

Matlab画像処理入門 その2  ~Matlabの使い方~

まずはじめに、Matlabの基本的な使い方から書いていこうと思います。

インストールなど、環境構築についてはつまづく事はないと思うので触れません。
(環境構築もクソもなくて、ただインストールするだけです)

 

Matlabの画面構成

以下にMatlabの画面構成を示します。

 

エディター

matlabのメイン画面です。ここに処理スクリプトを記述していきます。
一般的なソフトウェアIDEと同様に、ブレークポイントの設定も可能です。

 

現在のフォルダー

現在指定している作業フォルダーの中身を表示しています。
上の画像の例でいうと

/users/hiko/Documents/MATLAB/ImageProcessingTEST

の中身が表示されています。

ここではファイルの追加や削除、リネーム、フォルダの移動など、通常のファイルエクスプローラと同様の操作を行えます。

 

ワークスペース

変数の値をモニタする事ができる画面です。

計算結果の確認ができます。

 

コマンドウィンドウ

対話型でコマンドを実行する事が可能です。
ちょっとした処理を試したかったりするときに使います。

過去に実行したコマンドを遡って実行することもできます。

文法が間違っていたときのエラーメッセージなどもここに表示されます。

 

スクリプトを作成・実行する

画面左上の“新規作成”ボタンを押し、エディターに新規スクリプトタブを開きます。
(エディターの”+”タブをクリックしてもOKです。)

 

まずは例として、以下の内容を入力してみます。

 

簡単な足し算をして、コマンドウィンドウにhello worldを表示する簡単なスクリプトです。

Ctrl + S で保存します。ファイル名をどうするか聞かれるので、ここでは “test.m” としておきます。

ここで、ファイル名の拡張子を除いた”test”がスクリプト名となります。

 

”実行”ボタンを押してスクリプトを実行します。

 

スクリプトを実行すると、ワークスペースに計算後の変数の値が表示されます。

これがスクリプト作成から実行までの流れです。

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