Matlab画像処理入門 その1 ~はじめに~

Matlab画像処理入門 その1  ~はじめに~

モチベーション

Matlabは情報が豊富

Matlabは関数リファレンスやチュートリアルなどが非常に充実していて、公式の情報が豊富です。

 

一般的な計算処理、数値解析、グラフのプロットなどの用途で使うのであればMathworksのページのチュートリアル動画や書籍などを参照すれば十分に情報を得ることができます。

 

画像処理に関しては、Image Processing Toolboxというパッケージ(有料)があり、これを使うことでエッジ強調やぼかしなどの処理を簡単に行うことができます。

 

ただ画を出せればいいというレベルであればtoolboxを使えば十分なのですが、画像解析やアルゴリズムの開発を行うためにはスクラッチから書く必要があり、行列演算の方法を学ぶ必要があります。

 

でも画像処理の情報は意外と少ない・・・

しかし、これらの情報を体系的にまとめた情報源は少なく、いろんな解説ページから情報をとってこないと必要な知識を得ることができません。
書籍もありますが、なーんか取っ付きにくいのです・・・

 

実際に僕がRAW画像を扱った画像評価やアルゴリズム開発をMatlabで始めたときも、行列の表記のしかたや関数の使い方で苦労しました。
A(:)の’:’ってなに!!!とか 笑

 

そこで本記事では、僕が必要と思ったMatlabの知識を画像処理に必要なものに特化してカジュアルにまとめていきたいと思います。

 

僕の技術領域やバックグラウンドを見てもらえばわかりますが、業務の比率として画像処理の割合は低く、そこまで高度な事をしているわけではありません。
本記事で扱う内容は、非常にベーシックな内容にとどまります。

 

Matlabカテゴリの最新記事